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- § ディレクトリ エントリ ソート ユーティリティ §
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- § DSORT.EXE Ver1.30 §
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- § Copyright (C) by 福地 邦雄 1991-1992. All rights reserved. §
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- 【概要】
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- このプログラムはMS-DOS上で動作し、ディレクトリー内のファイルエントリの
- 並びを、指定の条件に従って整列するものです。
- ディレクトリー内容を直接操作する危険なユーティリティですので、使用にあたって
- は充分注意し、最初に使用する場合はバックアップを取るなどの準備をして下さい。
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- 【特徴】
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- (1)ソート機能の細かな指定が可能
- (2)ディレクトリーツリー構造を再帰的に処理可能
- (3)ファイル属性によるソート対象選択が可能
- (4)コントロール-Cによる中断時のディレクトリー破壊からの保護
- (5)MS-DOS V4.xx以上および32bitセクタ番号に対応
- (6)空きメモリ容量の許すかぎりの大きなディレクトリーがソート可能
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- 【使用可能機種】
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- パソコン:日本語MS-DOS汎用
- OS :日本語MS-DOS
- メモリ :23Kバイト~空きメモリ容量まで
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- 【使用法】
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- DSORT [オプション] ディレクトリーパス名・・・
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- ディレクトリーパス名は複数指定可能かつワイルドカードも使用可能。
- オプションとディレクトリーパス名の順序は問わない。各オプション間は空白または
- タブで区切ること。ただし同じカテゴリのもの(- or +)は続けることができる。
- オプションもディレクトリーパス名も指定しないで起動すると、以下のヘルプメッセ
- ージを表示する。
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- ディレクトリ エントリ ソート ユーティリティ 1992/10/01 Ver1.30
- Copyright (C) by 福地 邦雄 1991-1992. All rights reserved.
- 使い方:DSORT <オプション> ディレクトリーパス名・・・
- -? -->ソート条件指定 +? -->ソート対象選択
- -f -F フルネーム 11文字 +g +G サブディレクトリを先頭(小文字)又は末尾(大文字)
- -n -N ファイルネーム 8文字 に寄せる(無指定時はファイルと同格に扱う)
- -e -E 拡張子 3文字 +t ツリー構造の下部まで再帰的にソート
- -s -S ファイルサイズ +a +d +v +s +h +r 各属性エントリを対象に加える
- -d -D 最終更新日付 a=アーカイブ d=ディレクトリ v=ボリュームラベル s=システムファイル
- -t -T 最終更新時刻 h=隠しファイル r=リードオンリー 初期指定値= +adr
- デフォルト= -f (フルネーム・昇順) +n ソートを行わない 削除エントリ分を詰めるだけ
- +f ソート対象でないエントリを先頭に詰めない
- 小文字=昇順 大文字=降順 複数指定可能で、指定した順番に比較する。
- +a~+rの指定は トグルスイッチ になっていて、2回指定するとソート対象から外れる。
- ディレクトリーパス名は必ず指定すること。 カレントの場合は'.'を、ルートの場合は'\'を使用する。
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- 【オプション】
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- 《-fFnNeEsSdDtT》 ソート条件指定
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- ・ディレクトリエントリをソートするためのキーを指定する
- ・以下のものが指定可能であり、小文字の時は昇順、大文字の時は降順となる
- f F フルネーム 11文字(ファイル名+拡張子)
- n N ファイルネーム 8文字
- e E 拡張子 3文字
- s S ファイルサイズ
- d D 最終更新日付
- t T 最終更新時刻
- ・複数指定可能であり、-や空白を付けずに連続して指定することもできる
- 最大16個まで指定可能だが、数のチェックをしていないので注意すること
- ・複数指定時には、指定した順番に比較する
- ・漢字のファイル名はANKよりも大きいものと判断する
- ・デフォルトは-f、フルネームの昇順である
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- 《+g or +G》 サブディレクトリの扱い
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- ・サブディレクトリのエントリを先頭(小文字)または末尾(大文字)に寄せる
- ・無指定時は通常ファイルエントリと同じに扱う
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- 《+t》 再帰処理
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- ・ディレクトリーツリーの下部まで再帰的にソートする
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- 《+advshr》 ソート対象エントリ属性選択
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- ・以下に示す各属性のエントリをソート対象に加える
- a=アーカイブ d=ディレクトリ v=ボリュームラベル
- s=システムファイル h=隠しファイル r=リードオンリーファイル
- ・初期指定は +adr である
- ・この指定はトグルスイッチとなっており、2回指定すると対象を外れる
- ・システム起動ディスクのルートディレクトリを対象とするさいには、+sや+h
- を指定してはならない。システムを起動出来なくなる場合があるので注意する
- こと。
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- 《+n》 ソート無効指定
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- ・ソートを行わないで、削除エントリ分を詰めるだけの処理を行う
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- 《+f》 先頭詰め無効指定
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- ・ソート対象でないエントリは通常、処理のさいに先頭に集め、その後にソートを
- 行ったエントリを続けるが、この指定の時はソート対象でないエントリを移動さ
- せずに、ディレクトリー上での位置を固定とする。
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- 【その他の機能、注意事項など】
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- ◆ディレクトリーパス名◆
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- ・ディレクトリーパス名は必ず指定すること。
- ・ディレクトリーパス名にはワイルドカードが使用可能である。
- ・カレントディレクトリの場合は '.' を、ルートディレクトリの場合は '\' を
- 指定する。 以下に指定例を示す。
- . カレントドライブのカレントディレクトリ
- .. カレントドライブのカレントディレクトリの親ディレクトリ
- \ カレントドライブのルートディレクトリ
- A: Aドライブのカレントディレクトリ
- A:\ Aドライブのルートディレクトリ
- ・ディレクトリーパス名はいったんバッファに展開してから処理する。通常は4K
- バイト、再帰指定時は32Kバイトを用意する。
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- ◆ディレクトリーサイズ◆
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- ・扱えるディレクトリーサイズは空きメモリ容量に左右される。空きメモリ容量か
- らコマンドサイズとパス名およびFATバッファサイズを引いた値を、さらに半
- 分にしたものが扱えるディレクトリーサイズとなる。
- ・これらのメモリを獲得出来なくなった時点で処理を中止する。再帰処理や複数の
- ディレクトリを扱うときなども同様である。
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- ◆対象表示◆
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- ・処理中のディレクトリーパス名を表示する。
- ・処理が終了するごとにソート/移動したエントリ数を表示する。
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- ◆強制中止◆
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- ・コントロール-Cの押下による処理の中断をサポートする。このさいに書き込み
- 途中ならば、ディレクトリー破壊を防ぐために書き込みの終了まで待つ。
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- ◆ファイルオープン中の実行など◆
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- ・エディタや通信プログラム等でファイルをオープンしている最中に、その子プロ
- セスとして DSORTを実行してはならない。
- ・MS-DOS V5.0のタスクスイッチを使用して複数タスクを起動中に実行
- するのは危険と思われる。
- ・MS-Windows配下や、ソフトウェアディスクキャッシュ動作中での実行
- も同様に危険と思われる。
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- ◆プロテクト◆
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- ・Lotus1-2-3等のプロテクトの掛かったプログラムをインストールして
- いるディスクに対しては、絶対に使用しないこと。
- ・FATを書き換えるプログラムほどの影響はないと思われるが、高価な市販の
- アプリケーションをもう一本買い直すことになる危険は常に存在する。
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- 【 お わ り 】